波除(なみよけ)という地名は大阪市港区にありますが、この波除神社は東京・築地にあり、1659年(萬治2年)に建立されました。 築地は地名のとおり海を埋め立てあらたに築いた土地です。明暦の大火の後に4代将軍家綱公が手がけた最後の埋め立て工事が荒浪に難儀したおり、浪間を流れてきた御神体を祀ったところ浪が静まり工事がはかどったという由来から、以来、築地一円の氏神となっています。 獅子殿には、つきじ獅子祭の名称の元をもなした厄除天井大獅子が納められています。 近くの築地場外市場では、店前に商品を所狭しと並べる市場関係者や外国人を含む観光客が行き交い、早朝から活気に満ち溢れていました。 (2018/2/15 撮影)
by sceneatbluehour
| 2018-04-30 08:53
| 街なか
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